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くらびぼー

修理屋家業の傍ら書き溜めた、クラッシクカメラの備忘録

高性能な指先 その1

久しぶりに技術系のことを書こうと思います。

最近プラモデルの制作ガイドと、
カメラ修理解説の記事を読む機会があって、
真っ先にニッパーと精密ドライバーとが、
取り上げられていたのですが、
それぞれの必然は理解するものの、
一番最初に自分の道具として吟味すべきなのは、
ほかにあると思ったのです。

ニッパーは、
私がよくプラモデル制作をやっていたころと比べ、、
(30年ぐらい前)
劇的に改善されています。
それは、現在のキット制作における、
部品切り出し精度から、
必然的に要求された進歩でしょう。
まさに石器時代から青銅器を飛び越えて、
鉄器時代に入った感じ。
精密ドライバーはもともと時計屋さんを始めとする、
精密機器整備用なので、
一般の人には縁遠く、しかも、
最終的にはそれぞれ自分で研ぎだして使うため、
ガイドブックで説明するのは難しい代物でした。

そこで、
ある程度の価格帯を納得すれば外れの無いニッパーとも、
解説の難しいドライバーでもなく、
しかも、
知識を持っていて一般の人でも、
決して損の無い道具として、
ここでは、
ピンセットを取り上げようと思います。


 以下次号
  1. 2015/01/20(火) 13:44:05|
  2. Tool & Material
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写真屋初投稿

お店を始めて、
当然ながら生活激変。
とてもブログを書いている暇もなかったけれど、
半月経ってやっと忙中閑ありが巡ってきたので、
写真屋として面白そうなネタを、
これから少しづつ上げてゆきます。

当店の売りは、
なんといっても自家現像。
カラーネガフィルムを135だけでなく、
120まで処理できます。
(因みに”ブローニー”フィルムのことを、
  業界内では2Bというそうです)

このフィルム現像も、
自分でやるようになると、
ちょっとしたことから目新しい。
先ず、これ。

auto Fpikker
さて何でしょう?
と引っ張ってもあまり面白くないので、
すぐに回答の画像を・・・・。

auto Fpikker2
つまり、
巻き込んでしまった、
フィルムの頭をケースから引き出すだけの装置。
人力でやるなら、
よく見たこんな器具だけで事足ります。

Fpikker

つまり、
人の働きを機械にやらせると、
こんな大掛かりになってしまうという典型。
写真屋をやっていると、
これに類することが、
いくつも出てきます。

写真は人が作っています。
  1. 2013/04/15(月) 17:18:25|
  2. Tool & Material
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昔の道具

実は、
3月に二週間ほど帰省し、
父の介護をしていたのだけれど、
寝たきり老人との同居のため、
夜長の手慰みに、
最近溜まりまくっていた、
アルバム整理をしようと、
材料をはこで送って、
ちまちま作業を行った。
そこで新たな発見が・・・・。

punchi
写真だけではなく、
フィルムもシートに入れたまま、
ファイルボックスに二つ穴で閉じていたのだけれど、
当然フィルムシートには穴など開いて居らず、
自分で開けることになる。
シートは薄いビニールで出来ているから、
1枚だけだとなかなかきれいに切り取ることが出来ないが、
実家に転がっていたコクヨのパンチは、
見事に機能した。

高校時代に買った物なので、
30年以上経っているけれど、
全く同規格の十数年前の製品が、
文字通り歯が立たなかったのに対し、
見事な切れ味。
ダイソーの新品は言わずもがな・・・。

物の価値とその変化を、
再認識する体験だった。
  1. 2012/05/12(土) 19:02:50|
  2. Tool & Material
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JINS

JINSで眼鏡を作った。

驚愕の新事実!!!

レンズの度数を上げているのに、
前の眼鏡よりもよく見えない!!

店頭受け取りの際に、
直ぐにそれを告げたが、
乱視の度数を落としたせいではないか・・・、
との説明。
かけ心地の調整も、
全く行わない・・・。

大学時代からずっとお世話になっている、
眼鏡屋さんに電話で解説を求めると、
”・・・・あたりまえでしょ・・・・”
と、非常に冷静なコメント。

簡単に纏めると、
片眼ずつの検眼はしても、
両眼視検眼をして、
それに合わせた加工調整を行わないから、
満足できる視力が出ない。
それが出来る技術がない人材を使い、
十分な手間をかけないから、
安くあげられる。


機械で計って量産品を使うのだから、
安くてもまともな商品だろうと思った、
私が浅はかでした。

jins.jpg

  1. 2011/12/22(木) 11:31:44|
  2. Tool & Material
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  4. | コメント:2

意外なお道具

今回は久しぶりにお道具の紹介。

修理屋にとって、
ボディーに貼り付けてある、
革やビニールの剥がし作業は、
結構厄介な仕事なのだけれど、
それにも増して手間がかかるのは、
剥がした跡に残った接着剤。
これをきれいに除去しておかないと、
折角貼っても剥がれてきたり、
斑に残った厚みの違いが、
表面にまで出てしまうこともある。

気の重い清掃作業として、
へらやドライバーで掻き落とすと、
作業台の上が粉だらけになるし、
何より気を付けて作業しても、
傷が付いてしまう。
有機溶剤を使えば、
傷つけずには済むのだけれど、
大量にガスを吸い込むため、
長時間続けられないし、
何より体に悪い。

そこで色々試行錯誤の結果、
現状最高の結果が得られるのが、これ。
20111219b
油性塗料用の剥がし液。
剥がしたい物の表面に、
塗ると言うより盛る感じでぺたぺた載せて、
しばらく時間をおくと、
ブツがキクラゲのように縮み上がり、
ぺろぺろ剥けていくという代物。

厚く残った被膜は、
しっかり効果が出るまでに、
乾燥してしまうこともあり、
色々と使い方に工夫が必要だけれど、
微粉末が散ったり臭いがきつかったりと言った、
これまでの方法のような問題はない。

併せてお勧めなのが、
画像右側のへら。勿論市販品ではない。
何のことはない、小型のパレットナイフを、
この形に整形しただけ。
以前は長刀刃デザインナイフの刃を丸めて、
使っていたのだけど、
ホルダー取り付け部に穴が開いていて、
そこから直ぐ折れてしまう。
この方法だと、腰も長さも十分で、
厚みも程良いため、
”スプリングカメラの前蓋貼り革剥がし”、
といった、解る人には解る非常にやっかいな作業に、
抜群の効能を発揮する。


お試しあれ。







  1. 2011/12/19(月) 23:30:13|
  2. Tool & Material
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映画・漫画・書籍等々、
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本業に追われ更新は途切れがち。
まあ気長にお付きあいください。
掲載内容に関わらず、
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