くらびぼー

修理屋家業の傍ら書き溜めた、クラッシクカメラの備忘録

あまちゃん その4

福島や三陸沿岸の人たちの、
危機感や閉塞感と比較しては、
失礼かもしれないけれど、
漠然とした不満・不安は、
多かれ少なかれ、
田舎だけでなく都会でも、
たぶん国内津々浦々、
どこに住む人々も抱えています。

その裏返しとしての楽園願望をくみ取り、
おとぎ話としてドラマ化したことに、
あまちゃん人気の核心があると、
私は考えます。

もちろん、
シナリオをまとめた宮藤官九郎の手腕は見事ですが、
サウンドトラック、カメラワークどれをとっても魅力的で、
チーム”あまちゃん”の力量を感じます。
そして、
ヒロインだけでなく、
端役に至るまで存在感を感じさせる、
味わい深いドラマです。
今から番外編が楽しみですが、
その前に、
以前から予告されている、
地震と津波の発生をどうお話に取り込み、
結末を迎えるのか、
毎朝のお話を楽しみに迎えられるなんて、
幸せだなあとしみじみ感じます。


 おわり







スポンサーサイト
  1. 2013/08/30(金) 16:37:59|
  2. TV-program
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

あまちゃん その3

田舎に住む人達のリーダーが、
宮本信子さん演じる夏バッバのように、
一歩も地元からでなくても、
世の中を解っていて、
強い人だったなら、
国内の原発誘致はことごとく頓挫したでしょう。

実際にそこに住む人たちは、
それほど毅然とはしていられず、
観光客誘致や土産物販売に奔走する、
観光協会や3セク駅長に近い心情でしょうし、
のんきに暮らしている、
海女クラブの面々に悪意を抱く人もいるでしょう。
”リアル八墓村”が、
今年現実に起こったように、
田舎は田舎だからといって、
必ずしも楽園ではありません。

田舎に当たり前のようにある、
”どす黒い噂話”を笑い話にして、
その土地の閉塞感を掘り下げず、
”そうあってほしい”という姿を、
ありそうな話にしてかなえてゆくところに、
おとぎ話の本質があります。

  つづく


  1. 2013/08/30(金) 11:53:11|
  2. TV-program
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

あまちゃん その2

作品の中のセリフは、
”じぇじぇじぇ!!!”が、
有名になりましたが、
もっとキーになる言葉は、
”かっけーーー!!”だと思います。

劇中でたびたびそう表現される、
それぞれの人たちは、
見ている私にも素直に共感できるのですが、
その中でも特に存在感が大きいのは、
祖母を演じる宮本信子さんでしょう。

知性を武器に因習やしがらみを喝破する、
ヒーロー・ヒロインは、
嘗て都会から来ました。
(金田一耕輔が典型ね・・・。)
ところが、
何時の頃からか価値観が変わり、
田舎に住む人々は、
必ずしも頑迷ではなく、
逆に都会人のひ弱さが、
目につくようになってきたのです。
(前朝の連ドラ”純と愛”における、
  ヒロインの父親が典型ね。
   武田鉄矢史上最悪の汚れ役)

どちらも本当なんだけど、
そんなに単純なことではありません。


   つづく


  1. 2013/08/29(木) 23:57:24|
  2. TV-program
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

あまちゃん

”あまちゃんがうけている!
   何故だ!!!?”
”おとぎ話だからさ・・・・”

この夏話題にしなければならない作品でしょう。
我が家では、
嫁さんを送り出した後、
息子を腕枕して、
二人で転がって7:30からのBSを観ています。
小1坊主はラブシーン(軽いやつね・・)になると、
恥ずかしがって抱き付いてきます。


小ネタ、伏線満載の作品であることは、
再三取り上げられ、
挙げればきりがないのですが、
その中で一つ・・。

作品の中で大きな意味を持つ、
”潮騒のメモリー”は往年の名作感動青春映画で、
現在作品の中で制作撮影中のリメイク版は、
新人女優が大女優とぶつかり合うなか、
人間的にも大きく成長してゆきます。
これは、
”大女優”薬師丸ひろ子の初主演作、
”Wの悲劇”ではないですか。
ラストシーンで映し出される
彼女の痛々しい笑顔を思い出すと、
往年の名作をビデオで見ながら泣いていた、
あまちゃんのヒロインのように、
私も泣けてきてしまいます。

といったように、
見ている人の体験を、
上手にくすぐって共感を得る。
実にうまい筋立てで、
皆さん作品に引き込まれてゆきます。

しかし、
この作品のすごさは、
もっと奥のほうにあると、
私は思うのです。


    つづく
  1. 2013/08/29(木) 10:08:05|
  2. TV-program
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

納期割引 2

デジカメデータのプリントは、
受付機受けたデータが、
プリンターに回った後、
モニターに6枚づつ映し出され、
オペレーターに確認を求めます。
したがって、
人がYESボタンをその都度押さない限り、
一枚もプリントできません。

フィルムの写真はもっとはっきりしていて、
フィルムをスキャナーに入れてやらない限り、
データそのものが取り出せません。

以上のように、
いずれの場合も、
後回しにしたところで、
一銭のコストダウンにもならないのです。

これは、
プリントだけでなく、
カメラ修理も一緒です。
職人が手を動かさなければ完成しない仕事は、
納期割引はできません。

そして、
プリントやカメラ修理だけでなく、
全ての手仕事に共通の事情なのです。
皆さんあまり無理は言わないでくださいね。

  1. 2013/08/28(水) 13:11:42|
  2. お店情報
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

納期割引

ネットを使った名刺印刷などでは、
納期の遅い発注に対して、
極端な安価で受け付けているサービスがあります。
それと同じ感覚で、
ずいぶん先の納品でいいから、
プリント費用を安くできないか、
と言うお尋ねがあったのですが・・・・。

結論から言うと、
難しい相談です。

そもそも納期によってなぜ割引ができるのでしょう?
それらの仕事は全て、機械に任せられる仕事なのです。

一旦セットしてしまえば、
あとは機械が最後までやってくれる仕事は、
オペレーターはその間ほかの業務をすることができます。
極端に言えば、
通常料金の仕事を業務時間中にして、
退社前にセットだけして、
翌朝製品を取り出せば、
機械を空けておく時間の分だけ、
売り上げを上げられ、
それだけ低価格で提供できます。

しかし、
写真のプリントはかなり自動化されているとは言っても、
完全に機械任せには出来ないのです。


  以下次号
  1. 2013/08/24(土) 13:38:54|
  2. お店情報
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
次のページ

プロフィール

くらびぼー

Author:くらびぼー
 HP    https://camera-rokkoo.amebaownd.com/
 twitter  https://twitter.com/rokkoo2013

職人仕事の片手間に、
カメラから教わった事を書き留めます。
映画・漫画・書籍等々、
書きたいことは沢山あるけれど、
本業に追われ更新は途切れがち。
まあ気長にお付きあいください。
掲載内容に関わらず、
カメラ修理/整備全般に渡ることがらについて、
何でもお答えいたします。
ご遠慮なくお問い合わせください。

〒 103-0013
 東京都中央区日本橋人形町1-1-21 
   人形町ビル1f
  カメラのロッコー
  03-3667-4285
   日祝休
   月曜~金曜 11:00~19:00
   土曜    12:00~17:00

ショッピングカート 始めました。
  http://rokkoo2013.cart.fc2.com/

フリーエリア

アクセスランキングにご協力ください。

フリーエリア

にほんブログ村 写真ブログへ
にほんブログ村

最近の記事

最近のコメント

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログ内検索

RSSフィード