くらびぼー

修理屋家業の傍ら書き溜めた、クラッシクカメラの備忘録

おくりびと


 ”人の一生で臨終ほど荘厳なモノはない・・・・” 黒沢明(赤ひげ)
 ”精一杯働いて、ごくろうさまと死んでゆく、
   葬式とは本来めでたい行事での・・・・・・・・” 黒沢明( 夢 )


okuribito

楽団の解散で職を失ったチェリストが、故郷の山形でひょうんなことから、
ご遺体を着替え棺に納める仕事(納棺師)につき、
妻をはじめ周囲の偏見や、過去との葛藤を乗り越え、
成長してゆく話。

度々話題に挙げるが、パキスタンの町中を歩いていると、
マーケットの中に普通に遺体の安置所があって、
送り火がともされていることがある。
そのすぐ近くでは勿論食料品も売っている。
pakistan graveyard

感染症の犠牲者ならば、当然検疫処置を施さなければならないが、
それ以外のご遺体は、ことさらに忌み嫌うべきモノではないと思っている。
だから母の臨終の瞬間に居合わせても、恐怖感はなかった。
そしてその葬儀は、寧ろ、死を確認し受け入れるための儀式だと思った。
それ故、作品の中での納棺師への偏見に今ひとつ実感がわかなかったが、
逆に死者の旅立ちを最後に整える役目に、とても魅力を感じた。
何となく自分の仕事との共通性を感じたのですよ。
形見のカメラが修理に持ち込まれるのとね・・・・。

期待されているのは、機能的な問題ではなく、
もっと微妙なデリカシーなのだと思った。
それを身につけ表現できるには、
もう少し思案が要りますね私の場合・・・。

何れにしても、一見の価値有る作品です。
ご覧あれ。




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  1. 2008/11/03(月) 01:28:29|
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