くらびぼー

修理屋家業の傍ら書き溜めた、クラッシクカメラの備忘録

僕の村は戦場だった

先日書店でたまたま見かけ、買って帰ってすぐ読み終えた。
bock face
昨年11月、マガジンハウスから発刊された、女性戦場カメラマンのレポート。
所々文章がおセンチに過ぎるきらいがあって損しているけれど、
ドキュメントとしては一流だ。なのに、どこからも評判を聞いていない。
勿体ない・・・・・・・。
沢田も一ノ瀬も、イラクでなくなった橋田さんも”不肖”氏も、キャパすらも出来なかった
だろうことを彼女は成し遂げている。すごい。
それは、彼女が女性だから。慣習や教義に疎い日本人には判りづらいけれど、
イスラム社会では男女の間に大きな隔たりがある。だから、外国人の男がのこのこ
出かけていっても、写真を撮るどころか本音の話を聞くのはとても難しい。
それ故、彼女の伝えていることは貴重だともう。


何で自信満々でそんなことを言えるのか。
すぐそばまで行ったからです。
Pakisutan1
アルカイダの本拠地があるとされていたアフガニスタンのすぐとなり、
パキスタンはこんな所。911の年にアフガンへの入国口ペシャワールまで
行ってきた。ひょんな機会でカラシニコフを試射したら、現地のオッサンに
”お前は筋がいい、これからタリバーンに入らないかと言われた”(笑)
そして、暢気な日本人がにこにこしていると、こんな写真も撮らせてくれる。

AK 1

AK 2
自動小銃が農家の軒先で縄をなうように作られているのがシュール。
気温は50℃迄あがることもあり、水も電気も日本と比べると遙かに限られているので、

暮らしてゆくだけでも大変。その上、戦争やっているところにわざわざ出かけていって、
レポートする人をつくづく尊敬してしまう。


さて、この本を通読して読みとった教訓は一言でまとめられる。

即ち、”人間、勝ち誇って何かするとろくなことはない”。

シーア派もスンニ派もフツ族もツツ族も、クリスチャンもムスリムも、タリバーンも
アメリカ君も、みーんなおんなじ。まずは、身近なところから戒めよう。
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